…中納言は,扇の絵の不審からまのあたりに昔語りを承ったから後世菩提を弔おうと言って,さらに《源氏物語》の秘事を問うと,巻名を順に織り込みつつ語るので,狂言綺語の戯れに接した一同は奇特に思い多くのほうびを与えた。《伊勢物語》《源氏物語》の啓蒙書としての色が濃く,物語としては一貫性に欠けるが,扇合の場をかりて梓巫(あずさみこ)に昔語りをさせる趣向がいかにも室町風である。素材として源氏注や伊勢注が想定され,また当時の梓巫の生態が活写されているのも興味深い。…
※「梓巫」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
〘 名詞 〙 ( [英語] bargain ) 掘り出し品。見切品。また、バーゲンセールのこと。〔音引正解近代新用語辞典(1928)〕[初出の実例]「バーゲンの整理券をつかんで」(出典:にんげん動物園...