梟す(読み)きょうす

精選版 日本国語大辞典 「梟す」の意味・読み・例文・類語

きょう‐・すケウ‥【梟】

  1. 〘 他動詞 サ行変 〙 首を獄門にさらす。さらし首にする。
    1. [初出の実例]「梟俘囚安倍貞任、同重任、散位藤井経清等三人首」(出典扶桑略記(12C初)康平六年二月一六日)
    2. 「其屍の首をきりて紀伊殿に渡され、その郷土に梟(けう)せられ」(出典:随筆・折たく柴の記(1716頃)下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む