梧窓漫筆(読み)ゴソウマンピツ

デジタル大辞泉 「梧窓漫筆」の意味・読み・例文・類語

ごそうまんぴつ〔ゴサウマンピツ〕【梧窓漫筆】

江戸後期の随筆。3編6巻。太田錦城著。文化10年(1813)成立儒教思想を基盤とし、諸事万般にわたる筆者見解を述べたもの。

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精選版 日本国語大辞典 「梧窓漫筆」の意味・読み・例文・類語

ごそうまんぴつゴサウマンピツ【梧窓漫筆】

  1. 江戸後期の随筆。三編六巻。太田元貞(錦城)著(前・後編荒井堯民校、三編堤公愷編)。文化一〇年(一八一三)成立。前編文政六年(一八二三)、後編同七年、三編天保一一年(一八四〇)刊。儒教思想を基盤とする筆者の道徳論・人物論など諸事万般にわたる見解を述べる。明の袁了凡の「陰隲録(いんじつろく)」の影響を受け、広く読まれた。同じ筆者による「梧窓漫筆拾遺」一巻もある。

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