改訂新版 世界大百科事典 「陰隲録」の意味・わかりやすい解説
陰隲録 (いんじつろく)
Yīn zhì lù
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
…彼の三教一致論は広く普及し三教先生といわれた。彼の著述は数多いが最も流布したのは《陰隲録(いんじつろく)》である。この書は雲棲袾宏の《自知録》同様,善書的信仰(善書)の実践基準を示す〈功過格〉の書であり,ともに日本においても広く読まれた。…
…その出版形態は,営利目的の一般書と異なり,印刷・配布じたいが善行とされ,自費印刷,無料配布であった。代表的なものに,《陰隲録(いんじつろく)》《袁了凡功過格》《文昌帝君陰騭文》《関世帝君覚世真経》などがある。明末・清初には,各種の善書を集大成することが行われ,《迪吉録(てききつろく)》《勧戒全書》《彙編功過格》《丹桂籍》《同善録》《元宰必読書》などが刊行された。…
※「陰隲録」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...