梶原仲治(読み)カジワラ ナカジ

20世紀日本人名事典 「梶原仲治」の解説

梶原 仲治
カジワラ ナカジ

大正・昭和期の銀行家 日本勧業銀行総裁。



生年
明治4年7月(1871年)

没年
昭和14(1939)年1月6日

出生地
北海道

学歴〔年〕
東京帝大英法科〔明治32年〕卒

主な受賞名〔年〕
グラン・オフシェー・レオポール勲章(ベルギー皇帝より)〔昭和6年〕

経歴
若き日に上京、苦学して牛島小学校の准教員となった。明治32年日本銀行に入り、大阪支店長、ロンドン代理店監督役、本店調査局長を歴任したが、後横浜正金銀行に転じ、頭取に挙げられ、大正11年日本勧業銀行総裁となった。昭和2年に辞任以後、大阪瓦斯取締役、東京株式取引所理事長、肥料工業組合理事長、工業組合中央会長、日本産業協会会長、学士会監事、日仏会館理事などを歴任した。6年2月にはベルギー皇帝からグラン・オフシェー・レオポール勲章を受けた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「梶原仲治」の解説

梶原仲治 かじわら-なかじ

1871-1939 大正-昭和時代前期の銀行家。
明治4年7月生まれ。日本銀行にはいり,大阪支店長,調査局長などを歴任。大正7年横浜正金銀行に転じ,翌年頭取となる。11年日本勧業銀行総裁。のち東京株式取引所理事長,工業組合中央会長。昭和14年1月6日死去。69歳。北海道出身。東京帝大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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