棒先(読み)ボウサキ

デジタル大辞泉の解説

棒の先端。
駕籠(かご)を担ぐ棒の先端。ぼうばな。また、駕籠の前を担ぐ者。先棒。
輿(こし)の―しっかと掴(つか)み」〈浄・日本武尊〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

棒の先。棒の先端。
駕籠かごなどを担ぐ棒の先端。ぼうばな。 国彦すかさず、輿の-しつかと摑み/浄瑠璃・日本武尊
駕籠の棒の先端をかつぐ人。さきぼう。
大名の陸尺ろくしやくが駕籠屋から取った賄賂わいろ。また、利益の一部。 -を遣つて仕合せ勝負なし/柳多留 95
[句項目] 棒先を切る

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

〘名〙
① 棒の先端。棒のさき。
※俳諧・毛吹草(1638)七「つえつく老も若やぎにけり あら玉の春にほうさきかたぶけて」
② 駕籠(かご)などをかつぐ棒の先端。ぼうばな。また、それをかつぐ人。先棒。
※浄瑠璃・日本武尊吾妻鑑(1720)二「輿の棒先しっかと掴み」
③ 賄賂(わいろ)をとること。また、その金。〔俚言集覧(1797頃)〕
④ うわまえをはねること。また、その金。
※雑俳・柳多留‐四八(1809)「針ほどな仕事棒さき取にくる」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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