森子村(読み)もりこむら

日本歴史地名大系 「森子村」の解説

森子村
もりこむら

[現在地名]由利町森子

子吉こよし川中流の左岸にあり、北は明法みようほう村、南は川向かわむかい村、東は川を隔てて前郷まえごう村に接する。

正保四年(一六四七)の出羽一国絵図、元禄一一年(一六九八)の出羽国由理郡之内村高帳ともに村名の記載はなく、寛政七年(一七九五)米山村・森子村川論留書(木村家文書)に村名があり、この間に成立したものと思われる。明治九年(一八七六)明法村と合し、耕地七一町六段八畝、戸数六一戸、人口三二九人、馬数五二頭、子吉川に近く五〇石未満の荷船二艘、漁船四艘、耕作船三艘を持っていた(羽後国由利郡村誌)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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