棺担き(読み)かんかき

精選版 日本国語大辞典 「棺担き」の意味・読み・例文・類語

かん‐かきクヮン‥【棺担・棺舁】

  1. 〘 名詞 〙 葬列で棺をかつぐ役目。また、その人。本来は近親者の役目であったが、のちに葬式組の者がかつぐことが多くなった。棺かつぎ。
    1. [初出の実例]「棺かき・壺掘など、価の多少御座候」(出典:諸国風俗問状答(19C前)備後国福山領風俗問状答)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android