植わる(読み)ウワル

デジタル大辞泉 「植わる」の意味・読み・例文・類語

うわ・る【植わる】

[動ラ五(四)]植えてある。植えられる。「みごとな松の木が―・っている庭」
[補説]「植える」が行為を表すのに対し、「植わる」はその結果状態を表す。「植わっている」の形で使われることが多い。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「植わる」の意味・読み・例文・類語

うわ・る【植】

  1. 〘 自動詞 ラ行五(四) 〙 植えられる。植えた状態になる。
    1. [初出の実例]「安達(あだち)の原に 立たる幹(から)に 立たる幹(から)に 宇和流(ウワル)(から)に 己(おの)を似寄する さ寝(ぬ)としなくに」(出典風俗歌(9C前‐11C中か)遠方)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android