検索連動型広告(読み)ケンサクレンドウガタコウコク

デジタル大辞泉 「検索連動型広告」の意味・読み・例文・類語

けんさくれんどうがた‐こうこく〔‐クワウコク〕【検索連動型広告】

インターネットを利用した広告の一。サーチエンジンに入力された検索キーワードに関連する広告を表示する。キーワードターゲティング広告キーワード連動型広告キーワード連動広告サーチワード広告リスティング広告

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関連語 自社 利益

共同通信ニュース用語解説 「検索連動型広告」の解説

検索連動型広告

スマートフォンパソコンで検索サイトを利用した際、入力した語句に連動した内容が表示される広告。例えば「腰痛」と検索した人のスマホにはマッサージコルセットの広告が多く流れるようになる。個人が関心のある商品やサービスを予測できるため、広告主にとって少ない費用でより高い効果を期待できる。市場規模は年々拡大しており、2023年には国内のインターネット広告費全体の約4割に当たる1兆729億円に上った。公正取引委員会が21年に公表した報告書によると、国内シェアの多くを米グーグルが占める。

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知恵蔵 「検索連動型広告」の解説

検索連動型広告

検索サイトにおいて、利用者の入力した検索語(キーワード)に基づいて検索結果のページに表示されるインターネット広告。広告出稿者は任意のキーワードを指定し、キーワードごとの人気度と、広告が実際にクリックされた回数などから算出される料金を支払う。検索サイトの利用者が実際に検索したキーワードに関連する広告が表示されるため、一般のウェブサイトに掲載される広告よりも利用者の興味を引きやすく、実際に広告がクリックされビジネスにつながる率が高い。また、広告の表示回数を少なく設定すれば初期出費が少なく小規模事業者でも出稿しやすい、といったメリットがある。ネット広告分野では効果の高いものとして利用が拡大している。ただし、検索サイト自体の利用者が少ないと効果がないため、検索サイト相互の競争が激化する要因となっている。米グーグル社が自社で開発したシステム(アドワーズとアドセンス)を採用して利益を出していることから広く認知されるようになったが、考案したのは米オーバーチュア社(現在は米ヤフー社の一部門)である。

(斎藤幾郎 ライター / 2008年)

出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報

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