楕円軸受(読み)だえんじくうけ(その他表記)elliptical bearing

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「楕円軸受」の意味・わかりやすい解説

楕円軸受
だえんじくうけ
elliptical bearing

軸径方向の荷重を支えるすべり軸受 (ジャーナル軸受) の一種。円筒状の軸受を2つ割りにしてその間に間隔片を入れ,真円に加工してから間隔片を取除いて組立てる。二円弧軸受とも呼ばれる。このようにすると,上半分の軸受には軸を押し下げる方向に油膜圧力が発生するので,油膜作用による回転軸の自励的な旋回運動 (オイルウィップ現象) を防止するのに有効である。高速回転するタービン発電機などには欠かせない軸受である。なお,3つ割りにして楕円軸受に準じて加工,組立てた軸受を三円弧軸受といい,工作機械にしばしば用いられる。

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