業際市場(読み)ぎょうさいしじょう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「業際市場」の意味・わかりやすい解説

業際市場
ぎょうさいしじょう

いくつかの産業にまたがったり,あるいはいままで存在していなかった既存産業の間に出現する新市場のこと。また,企業が多角化を模索するなかで業際市場を開発してそこに進出することを業際化と呼ぶ。伝統的な市場や産業の境界をくずし,業種という考え方を不明瞭化・無意味化するもので,欧米企業では早くからその開拓に積極的だったが,日本企業が本格的に取組みはじめたのは 1980年代以降である。製品の中核技術がエレクトロニクスのような汎用的技術に変ったり,複合的・システム的なニーズが出現することがその背景にある。

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