楯を雌鳥羽につく(読み)たてをめんどりばにつく

精選版 日本国語大辞典 「楯を雌鳥羽につく」の意味・読み・例文・類語

たて【楯】 を 雌鳥羽(めんどりば)につく

  1. ( 「雌鳥羽」は雌鳥が左の翼で右の翼をおおうように、左を上に右を下にして重ねること ) 楯を重ねかけてすき間なく立てる。
    1. [初出の実例]「楯をめん鳥羽につき並べて、敵よせよとぞ招ひたる」(出典:平家物語(13C前)一一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む