デジタル大辞泉 「楯並めて」の意味・読み・例文・類語 たた‐なめて【×楯▽並めて】 [枕]楯たてを並べて弓を射る意から、「射い」の音を含む地名「伊那佐いなさ」「泉いずみ」にかかる。「―泉の川の水脈みを絶えず」〈万・三九〇八〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「楯並めて」の意味・読み・例文・類語 たたなめ‐て【楯並て】 枕 楯(たて)を並べてその間から射る意で、「射る」の「い」と同音を含む地名「いなさ」「いずみ」にかかる。[初出の実例]「多多那米弖(タタナメテ) いなさの山の 木の間よも い行き目守(まも)らひ 戦へば 我はや飢(ゑ)ぬ」(出典:古事記(712)中・歌謡) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例