極密(読み)ごくみつ

精選版 日本国語大辞典 「極密」の意味・読み・例文・類語

ごく‐みつ【極密】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 )
  2. きわめて秘密であること。また、そのさま。極秘。
    1. [初出の実例]「極密に同党の者共を手分けし」(出典:経国美談(1883‐84)〈矢野龍渓〉前)
  3. 非常に密であること。びっしりとすき間のないこと。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「筒の底に小さなる穴を極密(コクミツ)に穿ちて」(出典:明治月刊(1868)〈大阪府編〉五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android