極楽声歌(読み)ごくらくしょうか

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「極楽声歌」の意味・わかりやすい解説

極楽声歌
ごくらくしょうか

日本の仏教歌謡の一種。雅楽曲に,阿弥陀信仰を表わす歌詞をつけて歌ったもの。たとえば『陪臚 (ばいろ) 』に対し,「弥陀浄土ありさまは…」などとつける。「順次往生講式」などで用いられた。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android