楽屋本多(読み)がくやほんだ

精選版 日本国語大辞典 「楽屋本多」の意味・読み・例文・類語

がくや‐ほんだ【楽屋本多】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「本多」は男の髷をさすことば ) 江戸時代、女の結髪一種島田髷(まげ)の崩れたのを簪(かんざし)で上へ返して簡単にとめた男風のまげ。
    1. [初出の実例]「島田の後へ出したるを引くりかへして、かんざしの帆ばしら程なをとめにさし、楽屋ほんだと和名をつけ」(出典:洒落本・龍虎問答(1779))

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