がく‐びょうし‥ビャウシ【楽拍子】
- 〘 名詞 〙
- ① 雅楽に用いられる拍子。また、それをまねた拍子。
- [初出の実例]「太鼓の御役、今も妙なる秘曲を伝へて、撥も数ある楽拍子」(出典:大観本謡曲・源太夫(1470頃))
- ② 雅楽の拍子の中で、夜多羅(やたら)拍子および只(ただ)拍子という特殊な拍子に対する一般的な拍子。
- [初出の実例]「左、万歳楽・かくひゃうし・賀殿・陵王」(出典:とはずがたり(14C前)三)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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