榎本美彦(読み)エノモト ウマヒコ

20世紀日本人名事典 「榎本美彦」の解説

榎本 美彦
エノモト ウマヒコ

大正・昭和期の歯科学者 東京歯科大学教授。



生年
明治18(1885)年9月1日

没年
昭和45(1970)年12月10日

出生地
島根県

旧姓(旧名)
市橋

学歴〔年〕
カリフォルニア州立大学歯学部〔明治44年〕卒

経歴
松添宝一の門に入り明治39年歯科医師免許証を受け、渡米して41年カリフォルニア州立大学歯学部入学、44年卒業、同年6月カリフォルニア州歯科医術試験合格、同年2月から同地で開業、その間矯正学を学び、大正2年帰国。3年榎本積一の養子となり、同年9月東京歯科医学専門学校教授となった。13年大日本歯科医学会会長、昭和5年日本矯正歯科学会会長、24年東京歯科大学教授を退職著書に「鑲嵌法」「新纂嬌正歯科学」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「榎本美彦」の解説

榎本美彦 えのもと-うまひこ

1885-1970 大正-昭和時代の歯科学者。
明治18年9月1日生まれ。カリフォルニア州立大を卒業し,アメリカで開業。大正2年帰国。翌年東京歯科医専教授,昭和21年東京歯大教授となる。大日本歯科医学会会長,日本矯正歯科学会会長。昭和45年12月10日死去。85歳。島根県出身。旧姓は市橋。著作に「新纂矯正歯科学」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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