退職(読み)たいしょく

精選版 日本国語大辞典「退職」の解説

たい‐しょく【退職】

〘名〙 職をしりぞくこと。現職をしりぞくこと。
※名目鈔(1457頃)諸公事言説「本座 納言、参議辞退職之後有此宣下
※破戒(1906)〈島崎藤村〉二「退職となった場合には、恩給を」 〔諸葛亮‐黜来敏教〕

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世界大百科事典 第2版「退職」の解説

たいしょく【退職】

広義には労働者の死亡以外の原因(一般に解雇を含む)で,広く労働関係が解消される場合のすべてを指す(例えば,労働基準法89条1項3号の就業規則の絶対的必要記載事項としての〈退職に関する事項〉にいう退職はこの意味で用いられている)。狭義には労働者の一方的意思表示によって労働関係を解消すること,すなわち辞職(ただしこの言葉は人事院規則では,公務員がみずからの意思により退職することをいい,依願退職ともいう)を意味し,使用者の一方的意思表示による労働関係の終了である解雇,さらには労使双方の合意に基づく労働関係の解消としての合意解約とは異なる。

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