構成舞台(読み)こうせいぶたい

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「構成舞台」の意味・わかりやすい解説

構成舞台
こうせいぶたい

第1次世界大戦後,ドイツの表現主義戯曲とともに発達した舞台装置で,写実主義心理主義を排し,鉄材や木材を幾何学的に構成することによって,立体性や抽象性を強調した。ソ連では A.タイーロフや V.メイエルホリドらの演出家が積極的にこの様式を取入れた。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

潮力発電

潮の干満の差の大きい所で、満潮時に蓄えた海水を干潮時に放流し、水力発電と同じ原理でタービンを回す発電方式。潮汐ちょうせき発電。...

潮力発電の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android