槍の間(読み)やりのま

精選版 日本国語大辞典 「槍の間」の意味・読み・例文・類語

やり【槍】 の 間(ま)

  1. 武家屋敷主殿のかたわらにあって、警衛のため、数槍(かずやり)などを備えておく部屋
    1. [初出の実例]「鉄炮二三挺持出、召仕の童に詰替させ、鎗の間の長聰より下を目当にして放けるに」(出典:松隣夜話(1647頃)下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android