槍の間(読み)やりのま

精選版 日本国語大辞典 「槍の間」の意味・読み・例文・類語

やり【槍】 の 間(ま)

武家屋敷主殿のかたわらにあって、警衛のため、数槍(かずやり)などを備えておく部屋
※松隣夜話(1647頃)下「鉄炮二三挺持出、召仕の童に詰替させ、鎗の間の長聰より下を目当にして放けるに」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android