槐安の夢(読み)かいあんのゆめ

精選版 日本国語大辞典 「槐安の夢」の意味・読み・例文・類語

かいあん【槐安】 の 夢(ゆめ)

  1. ( 唐の淳于棼(じゅんうふん)が自宅の槐(えんじゅ)の木の下で酔って寝ていたところ、夢に二人の使者の迎えをうけて、槐安国に行き、国王の娘をめとって、南柯郡の太守となり二〇年を経たが、さめてみれば、槐安国とは、槐の木の下の穴にいる蟻の国であり、南柯郡とは、その木の南向きの枝であったという、唐の李公佐の「南柯記」による故事から ) 夢のこと。また、はかないことのたとえにいう。南柯(なんか)の夢。槐夢(かいむ)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む