李公佐(読み)りこうさ(その他表記)Li Gong-zuo

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「李公佐」の意味・わかりやすい解説

李公佐
りこうさ
Li Gong-zuo

[生]大暦5(770)頃
[没]?
中国,中唐の小説家。字,せん蒙 (せんもう) 。伝記は明らかでないが,白行簡交遊があり,元和6 (811) 年江淮地方で従事 (州庁の属官) となり,さらに鐘陵の従事となったが,同8年辞職して旅に出たらしい。貞元 18 (802) 年『南柯太守伝』を書き,『廬江馮媼伝』 (811) ,『古岳涜経』 (814) ,『謝少娥伝』 (819) など,唐代の文語短編小説である「伝奇」の創作を続けた。唐代伝奇作家の代表的存在。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む