デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「樋口石見守」の解説 樋口石見守 ひぐち-いわみのかみ ?-? 戦国-織豊時代の能役者大鼓(おおつづみ)方。樋口流大鼓の祖。近江(おうみ)(滋賀県)の郷士で,豊臣秀吉の近習頭となる。観世信光(かんぜ-のぶみつ)に大鼓をまなぶ。秀吉の朝鮮出兵(1592-98)にしたがい,陣中で死去。技を石井庄左衛門につたえた。姓は「ひのぐち」ともよむ。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例