戦国(読み)せんごく

精選版 日本国語大辞典 「戦国」の意味・読み・例文・類語

せん‐ごく【戦国】

[1] (「せんこく」とも) 各地群雄が割拠して、互いに戦う国々。また、戦争で乱れた世の中。乱世
源平盛衰記(14C前)二七「戦国(センゴク)之政可思慮之由、有義奏之人
※読本・雨月物語(1776)貧福論「民も又戦国(センゴク)の民なれば、耒(すき)を釈(すて)て矛に易(かえ)」 〔史記‐蘇秦伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「戦国」の意味・読み・例文・類語

せん‐ごく【戦国】

群雄が割拠して互いに戦った世の中。乱世。
戦国時代」の略。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「戦国」の読み・字形・画数・意味

【戦国】せんごく

戦力ある国。〔戦国策、燕一〕天下の戰國七、而して燕、きに處(を)る。獨り戰ふことは則ち能はず。附するれば、則ち重からざる無し。

字通「戦」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

少子化問題

少子化とは、出生率の低下に伴って、将来の人口が長期的に減少する現象をさす。日本の出生率は、第二次世界大戦後、継続的に低下し、すでに先進国のうちでも低い水準となっている。出生率の低下は、直接には人々の意...

少子化問題の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android