模倣色(読み)もほうしょく(その他表記)mimic coloration

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「模倣色」の意味・わかりやすい解説

模倣色
もほうしょく
mimic coloration

広義擬態一種で,有毒あるいは悪臭など,敵から身を守る強力な手段をもつ動物によく似た色彩を他の動物がもつことがあり,そのような色彩をいう。ハチに似た黄と黒の縞のガや,味の悪いチョウに似たガの例は有名である。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android