模倣色(読み)もほうしょく(英語表記)mimic coloration

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「模倣色」の意味・わかりやすい解説

模倣色
もほうしょく
mimic coloration

広義擬態一種で,有毒あるいは悪臭など,敵から身を守る強力な手段をもつ動物によく似た色彩を他の動物がもつことがあり,そのような色彩をいう。ハチに似た黄と黒の縞のガや,味の悪いチョウに似たガの例は有名である。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android