横十間川(読み)よこじつけんがわ

日本歴史地名大系 「横十間川」の解説

横十間川
よこじつけんがわ

亀戸かめいど三丁目の北十間きたじつけん川合流点より南へ流れ、たて川・小名木おなぎ川を横切り、南砂みなみすな二丁目で西へ折回し東陽とうよう六丁目で大横おおよこ川へ流入する運河。江戸時代は柳島やなぎしま(現墨田区)又兵衛またべえ橋より六万坪ろくまんつぼ築地の東側までで、万治二年(一六五九)本所奉行の徳山五兵衛・山崎四郎左衛門によって開削された。幅一〇間であったことから十間川と名付けられた(葛西志)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

戒厳令

一般的には指定地域で、国の統治権の全部または一部を軍に移行し、市民の権利や自由を保障する法律の一部効力停止を宣告する命令。戦争や紛争、災害などで国の秩序や治安が極度に悪化した非常事態に発令され、日本...

戒厳令の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android