樫合村(読み)かしあいむら

日本歴史地名大系 「樫合村」の解説

樫合村
かしあいむら

[現在地名]深谷市樫合・櫛引くしびき

櫛挽くしびき台地の中央部に位置し、東は人見ひとみ村、西ははり(現岡部町)、北は柏合かしあい村。鉢形はちがた領に所属(風土記稿)。延宝四年(一六七六)頃に柏合村を分村したとされるが(郡村誌)、元禄郷帳・天保郷帳での当村の高は柏合村分を含んでいる。寛永二年(一六二五)一二月、日根野長五郎(弘吉)は「柏合村」で五〇〇石と「柏合開発之地」で一〇〇石を徳川氏から宛行われている(記録御用所本古文書)。田園簿では田方四五石・畑方五五五石、旗本日根野領。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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