櫛挽(読み)くしひき

精選版 日本国語大辞典 「櫛挽」の意味・読み・例文・類語

くし‐ひき【櫛挽】

  1. 櫛挽〈七十一番職人歌合〉
    櫛挽〈七十一番職人歌合〉
  2. 〘 名詞 〙 ( 「ひき」は挽き作ることの意 ) 櫛をつくること。また、その職人
    1. [初出の実例]「可招居輩者〈略〉白粉焼櫛引烏帽子」(出典庭訓往来(1394‐1428頃))
    2. 「先こればかりひきて、のこぎりのめをきらむ。櫛挽」(出典:七十一番職人歌合(1500頃か)四二番)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android