櫛挽(読み)くしひき

精選版 日本国語大辞典 「櫛挽」の意味・読み・例文・類語

くし‐ひき【櫛挽】

  1. 櫛挽〈七十一番職人歌合〉
    櫛挽〈七十一番職人歌合〉
  2. 〘 名詞 〙 ( 「ひき」は挽き作ることの意 ) 櫛をつくること。また、その職人
    1. [初出の実例]「可招居輩者〈略〉白粉焼櫛引烏帽子」(出典庭訓往来(1394‐1428頃))
    2. 「先こればかりひきて、のこぎりのめをきらむ。櫛挽」(出典:七十一番職人歌合(1500頃か)四二番)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む