デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「橘以政」の解説 橘以政 たちばなの-もちまさ ?-? 平安時代後期の官吏。筑前守(ちくぜんのかみ),摂津守,中宮亮(ちゅうぐうのすけ)などを歴任。父橘以長の死後,嘉応(かおう)元年(1169)から氏長者(うじのちょうじゃ)。養和元年九条兼実(かねざね)の家司(けいし)となり,文治(ぶんじ)3年造興福寺次官に任じられた。正四位下。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by
朝日日本歴史人物事典 「橘以政」の解説 橘以政 生年:生没年不詳 平安末期・鎌倉初期の官人。筑後守橘以長の子。後白河天皇の六位の蔵人を経て,肥前,筑前,摂津などの国司を歴任。正四位下に至る。父より橘氏の氏長者を受け継ぐ。九条,近衛などの摂関家の家司。建仁2(1202)年ごろまで生存が確認できる。 (渡辺晴美) 出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報 Sponserd by