嘉応(読み)カオウ

デジタル大辞泉 「嘉応」の意味・読み・例文・類語

かおう【嘉応】

平安末期、高倉天皇の時の年号。1169年4月8日~1171年4月21日。

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精選版 日本国語大辞典 「嘉応」の意味・読み・例文・類語

かおう【嘉応】

  1. 平安末期、高倉天皇の代の年号。仁安四年(一一六九)四月八日代始めにより改元。嘉応三年(一一七一)四月二一日承安(じょうあん)と改元。後白河法皇院政平清盛全盛期にあたる。出典は「漢書」の「天下殷富、数有嘉応」による。

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普及版 字通 「嘉応」の読み・字形・画数・意味

【嘉応】かおう

めでたいしるし。〔漢書、王褒伝〕・五鳳の、天下殷富にして、數(しばしば)嘉應り。

字通「嘉」の項目を見る

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日本の元号がわかる事典 「嘉応」の解説

かおう【嘉応】

日本の元号(年号)。平安時代の1169年から1171年まで、高倉(たかくら)天皇の代の元号。前元号は仁安(にんなん)。次元号は承安(じょうあん)。1169年(仁安4)4月8日改元。高倉天皇の即位にともない行われた(代始改元)。『漢書(かんじょ)』を出典とする命名。1170年(嘉応2)、奥州藤原秀衡(ひでひら)が鎮守府将軍に任命された。

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