デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「橘正通」の解説 橘正通 たちばなの-まさみち ?-? 平安時代中期の官吏,漢詩人。橘実利の子。源順(したごう)にまなぶ。天禄(てんろく)(970-973)のころ加賀掾(じょう),のち宮内少丞となる。また侍読として具平(ともひら)親王の教育にあたる。遁世の思いを託した漢詩をつくった。字(あざな)は能。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例