機織虫(読み)ハタオリムシ

精選版 日本国語大辞典 「機織虫」の意味・読み・例文・類語

はたおる‐むし【機織虫】

  1. 〘 名詞 〙 昆虫きりぎりす(螽蟖)」の古名
    1. [初出の実例]「秋くればはたおるんしのあるなへに唐錦にもみゆる野辺かな」(出典:貫之集(945頃)三)

はたおり‐むし【機織虫】

  1. 〘 名詞 〙 昆虫「きりぎりす(螽蟖)」の古名。《 季語・秋 》 〔古活字本毛詩抄(17C前)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

1 《「礼記」月令から》カワウソが自分のとった魚を並べること。人が物を供えて先祖を祭るのに似ているところからいう。獺祭魚。おそまつり。うそまつり。2 《晩唐の詩人李商隠が、文章を作るのに多数の書物を座...

獺祭の用語解説を読む