檀林皇后(読み)ダンリンコウゴウ

精選版 日本国語大辞典 「檀林皇后」の意味・読み・例文・類語

だんりん‐こうごう‥クヮウゴウ【檀林皇后】

  1. 橘嘉智子嵯峨天皇皇后。仁明天皇母。身長六尺二寸の大柄で、立つと手が膝を過ぎたという。人格寛容で仏教を信仰し、檀林寺創建。子弟教育のために学館院を建てた。延暦五~嘉祥三年(七八六‐八五〇

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改訂新版 世界大百科事典 「檀林皇后」の意味・わかりやすい解説

檀林皇后 (だんりんこうごう)

橘嘉智子(たちばなのかちこ)

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の檀林皇后の言及

【梅宮大社】より

…京都市右京区に鎮座。酒解(さかとけ)神,大若子(おおわくご)神,小若子神,酒解子神を主神とし,嵯峨天皇,仁明天皇,檀林皇后,贈太政大臣橘清友公を配祀する。橘諸兄(もろえ)の母,橘三千代が,山城国相楽郡井出庄(現,綴喜郡井手町)の井出寺に橘氏の氏神としてまつったのが創祀。…

【橘嘉智子】より

…嵯峨天皇の皇后。檀林皇后とも称された。内舎人(うどねり)橘清友を父とし,田口氏を母として生まれる。…

※「檀林皇后」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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