檀那あしらい・旦那あしらい(読み)だんなあしらい

精選版 日本国語大辞典 の解説

だんな‐あしらい ‥あしらひ【檀那あしらい・旦那あしらい】

〘名〙
僧侶檀家に対する時のあしらい方。
※虎寛本狂言・惣八(室町末‐近世初)「出家と申す者は、旦那会釈(だんなあしらひ)のと申て、事六つケしい物で御ざるに依て」
主人のように尊敬して、丁重にあしらうこと。
人情本・英対暖語(1838)初「雨に降こめられて旦那あしらひをされちゃア、迷惑だ。其様な気がねをしなさんな」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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