デジタル大辞泉 「櫑子」の意味・読み・例文・類語 らい‐し【×櫑子/×罍子】 高坏たかつきに似た縁の高い器。酒や菓子などを盛った。「―を持てまいる」〈増鏡・さしぐし〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「櫑子」の意味・読み・例文・類語 らい‐し【櫑子・罍子】 〘 名詞 〙① 酒を入れる器。〔十巻本和名抄(934頃)〕② 食物などを盛る器。縁(ふち)つきの盤(さら)。[初出の実例]「この、たかうなのらいしに、なにとも知らず立ちよりて、いとあわただしう、取りちらして」(出典:源氏物語(1001‐14頃)横笛) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例