岩石学辞典 「櫛状組織」の解説 櫛状組織 脈や割れ目の両側の壁から,空洞の中に垂直に同じ方向に柱状結晶が成長し,結晶が櫛(くし)のように集合した層が割れ目をほとんど埋めた組織[Park & Mac-Diarmid : 1964].結晶は同じ伸長方向を持ち,やや曲がって枝分かれし長く伸びている.結晶の伸長方向に縞状や層状などとなり,結晶は層状構造の面から60度ないし90度に傾斜している[MacKenzie, et al. : 1982]. 出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報