歌舞髄脳記(読み)かぶずいのうき

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「歌舞髄脳記」の意味・わかりやすい解説

歌舞髄脳記
かぶずいのうき

室町時代初期の能楽書。金春禅竹 (こんぱるぜんちく) 著。康正2 (1456) 年に成る。世阿弥の『九位』によって能の名作の曲味を説明し,観阿弥,世阿弥,犬王などの芸風を述べている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android