正平寺町・田中町(読み)しようへいじまち・たなかまち

日本歴史地名大系 「正平寺町・田中町」の解説

正平寺町・田中町
しようへいじまち・たなかまち

[現在地名]横手市田中町

二日ふつか(現四日町・鍛冶町)の道を西へ進むと正平寺山門に突き当るが、その手前で右側に折れ曲がる道沿いが田中町(七軒しちけん町ともいう)で、四日よつか上丁かみちようの西裏にあたり、左側に折れ曲る道沿いが正平寺町で、横手城下外町の南西端にあたる。田中町北部を二ノ堰(小刀堰)が西流する。寛文九年(一六六九)横手絵図面(横手郷土史資料)では田中町の地が五左エ門指南御足軽小路ござえもんしなんおあしがるこうじ町で家数二六戸、元禄一七年(一七〇四)横手城下絵図(県立秋田図書館蔵)には田中町・正平寺町の両町名がみえ、享保一五年(一七三〇)の「六郡郡邑記」には田中町の家数一六軒、町並五三間、正平寺町の町並四二間とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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