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正木段之進 まさき だんのしん

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

正木段之進 まさき-だんのしん

1689-1776 江戸時代中期の武術家。
元禄(げんろく)2年閏(うるう)1月3日生まれ。美濃(みの)(岐阜県)大垣藩士正木利品の長男。古藤田又八郎俊矩に一刀流剣槍(けんそう)術を,香取金兵衛時雄(ときかつ)に先意流薙刀(なぎなた)術をまなぶ。のち正木流薙刀術をあみだし,正木流玉鎖(万力鎖)を創案した。安永5年4月5日死去。88歳。名は俊光,利充。

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書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

朝日日本歴史人物事典の解説

正木段之進

没年:安永5.4.5(1776.5.22)
生年:元禄2.閏1.3(1689.2.22)
江戸中期の武術家。大垣藩士正木利品の嫡男として美濃国(岐阜県)大垣に生まれる。享保6(1721)年家督を継ぎ,藩主戸田氏定,氏長,氏英の三代に仕え,家禄250石を得た。父に剣と源流居合を学び,18歳で唯心一刀流の古藤田俊矩の門に入る。23歳で先意流薙刀を香取時雄に学ぶ。その間,槍と遠当術を工夫し変離流と称す。60歳で,長さ60cm余の鎖の両端に分銅を付けた万力鎖術を創始。これらを大成した正木一刀流剣術を教授して,剣名を高めた。同流はその合理的な術理と,稽古用具や防具の工夫にすぐれ,段之進には敵を制圧する気の効用を具現した逸話が多くある。

(名和弓雄)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
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