正木町(読み)まさきちよう

日本歴史地名大系 「正木町」の解説

正木町
まさきちよう

[現在地名]中央区京橋一丁目

大鋸おが町の南にあり、南は南鞘みなみさや町、東は本材木ほんざいもく町五丁目、西は日本橋南東中通を挟んで大鋸町片側町。材木問屋街で、町名は取引された材木名に由来する。寛文新板江戸絵図では大鋸町と南鞘町に挟まれたもみじ川に続く入堀だった。元禄三年(一六九〇)にこの入堀が埋立てられて町地が起立され、正木町となった(沿革図書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android