最新 地学事典 「正規高」の解説
せいきこう
正規高
normal height
地表の点とジオイドの間の重力ポテンシャルの差をこの地表の点とジオイドの間の正規重力の平均値で割ることによって得られる高さ。ノーマルな高さとも。ロシアの測地学者のM.S.Molodenskyが,地表で観測できる量と物理法則のみで厳密に測地学の基本問題を定式化しその解を与えた際に,通常の正標高(orthometric height)は近似的にしか求められないから,その代りに用いることを提案した。正規高は厳密に求められる量である。しかし直観的にイメージできる量ではない。参考文献:W.A.Heiskanen et al.(1967) Physical Geodesy. Freeman and Co.
執筆者:藤井 陽一郎
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

