デジタル大辞泉
「正銘」の意味・読み・例文・類語
しょう‐めい〔シヤウ‐〕【正銘】
《正しい「銘」がある意》偽りなくそのとおりのものであること。ほんもの。「正真正銘」
「世というものの味も香料無の―なるところが分るなり」〈露伴・辻浄瑠璃〉
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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しょう‐めいシャウ‥【正銘】
- 〘 名詞 〙
- ① 刀に正しい銘が刻してあること。また、その刀。〔運歩色葉(1548)〕
- ② 転じて、正しいものであること。いつわりでないこと。ほんもの。しょうみょう。
- [初出の実例]「三条殿・篠殿より出てたらば猶正名にて有間敷由、武辺申候」(出典:山上宗二記(1588‐90))
- 「正銘のところ二人の関係は、一種の神秘憧憬病患者と附添ひ看護婦みたやうなことになりませう」(出典:生々流転(1939)〈岡本かの子〉)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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