これ【此・是】 に=よりて[=よって]
- ( 漢文訓読によって生じた表現。接続詞的に用いる ) このゆえに。こういうわけで。
- [初出の実例]「仏も経に敕(のたま)はく、国王い、王位に坐す時は、菩薩の浄戒を受けよと敕(のたま)ひてあり。此仁依天(これニよりテ)念(おも)へば家を出でても政(まつりごと)を行ふに、豈(あに)障(さは)るべきものにあらず」(出典:続日本紀‐天平宝字八年(764)九月二〇日・宣命)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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