武富村(読み)だきどうんむら

日本歴史地名大系 「武富村」の解説

武富村
だきどうんむら

[現在地名]糸満市武富たけとみ

兼城かにぐすく間切の北端に位置し、南は波平はんじや村、北は豊見城とうみぐすく間切の高嶺たかんみ村・平良てーら村・饒波ぬふあ(現豊見城市)、東は東風平くちんだ間切の宜寿次ぎつし村・友寄とむし村・小城くぐしく(現東風平町)、西は豊見城間切の保栄茂びん(現豊見城市)。ダキドゥン村とよぶ。絵図郷村帳・琉球国高究帳に豊見城間切武富村、「琉球国由来記」には兼城間切武富村とみえる。前掲高究帳では小城村と併記されて高頭一六七石余、うち田一四〇石余・畠二七石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android