武田和命(読み)タケダ カズノリ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「武田和命」の解説

武田 和命
タケダ カズノリ


職業
ジャズ・サックス奏者

専門
テナーサックス

生年月日
昭和14年 11月14日

出生地
東京市蒲田区(東京都 大田区)

学歴
錦城高卒

経歴
ジャズ・ギャラリー8を経て、本田竹昿、渡辺文男らとグループを結成。昭和42年解散後は姿を消していたが、53年ジャズ界に復帰し、54〜58年山下トリオに参加。のち、渋谷毅のオーケストラに参加。身を刺すような音と強烈なリズム感で特異な存在であった。エルヴィン・ジョーンズとの共演など数々の伝説を残す。唯一アルバムに「ジェントル・ノヴェンバー」がある。没後、アケタズ・ディスクによる「インフィニティ 武田ミーツ古沢」「アケタ・ミーツ・タケダ」が出版された。

没年月日
平成1年 8月18日 (1989年)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android