武芸駅(読み)むぎのえき

日本歴史地名大系 「武芸駅」の解説

武芸駅
むぎのえき

古代の南海道に置かれた駅家。平城京跡出土木簡に「阿波国那賀郡武芸駅子戸主生部東方津御部毛人 調堅魚六斤 天平七年十月」とある。「武芸」は牟岐であろう。天平七年(七三五)当時、この駅では駅子が堅魚を調として貢進していることから、海を活動の場とする人々に支えられた、南海道支路筋の水駅であったと考えられる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む