武蔵野の草のゆかり(読み)むさしののくさのゆかり

精選版 日本国語大辞典 「武蔵野の草のゆかり」の意味・読み・例文・類語

むさしの【武蔵野】 の=草(くさ)のゆかり[=ゆかり]

  1. ( 「古今‐雑上」の「紫のひともとゆゑに武蔵野の草はみながらあはれとぞみる〈よみ人しらず〉」による ) 血縁につながっている人。また、愛すべき縁につながっている人。紫のゆかり
    1. [初出の実例]「むさしのの草のゆかりときくからにおなじ野べともむつましきかな」(出典:古今和歌六帖(976‐987頃)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

イチロー

[1973~ ]プロ野球選手。愛知の生まれ。本名、鈴木一朗。平成3年(1991)オリックスに入団。平成6年(1994)、当時のプロ野球新記録となる1シーズン210安打を放ち首位打者となる。平成13年(...

イチローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android