精選版 日本国語大辞典
「武蔵野の草のゆかり」の意味・読み・例文・類語
むさしの【武蔵野】 の=草(くさ)のゆかり[=ゆかり]
- ( 「古今‐雑上」の「紫のひともとゆゑに武蔵野の草はみながらあはれとぞみる〈よみ人しらず〉」による ) 血縁につながっている人。また、愛すべき縁につながっている人。紫のゆかり。
- [初出の実例]「むさしのの草のゆかりときくからにおなじ野べともむつましきかな」(出典:古今和歌六帖(976‐987頃)二)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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