武装メーデー(読み)ぶそうメーデー

改訂新版 世界大百科事典 「武装メーデー」の意味・わかりやすい解説

武装メーデー (ぶそうメーデー)

1930年,大恐慌下で鐘紡争議東京市電争議などの激化をみた佐野博や田中清玄らの日本共産党幹部は,革命情勢が客観的にも主観的にも成熟したと判断して日本労働組合全国協議会(全協)にメーデーを武装して闘うよう指示した。神奈川県川崎では,全協組合員約20人が日本石油とライジングサンの製油所を破壊し鶴見警察署を襲撃する目的でピストル,竹やりなどで武装してメーデー会場に乗り込んだが,警官隊に制圧され,東京でも武装した全協組合員がメーデー行進を国会議事堂に誘導して襲撃する計画であったが厳戒のため果たさなかった。メーデーを中心とする武装行動は,同年中に全国で20件に達し,警察官25人が殺傷された。
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